【読書感想文】「IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256」を読みました
概要
IT用語図鑑 ビジネスで使える厳選キーワード256を読んだので、
書いてある内容を交えて感想を書いていきます。
初学者の人には向いている
IT業界というのは、専門用語が多いと感じます。
年数を重ねると当たり前でも、初学者の人にとってはそのような単語ばかりなので、
新規参入はハードルが高めかもしれない。
そんな人たちが、先輩やお客さんとの会話についていくためにはとても有用だと感じました。
第1章の「ニュースがよくわかるIT用語」を読むだけでも、日常的にニュースから吸い上げられる情報量が圧倒的に増えると思います。
また、単語数自体がとても多いので、一度に全てを知ろうとせず、
小出しにして読んでいくことが、単語一つ一つへの理解を深めるには重要です。
小出しに、繰り返し、これが遠いようで一番早い道のりになりそう。
初学者以外は微妙かも
当方、IT業界は7〜8年目です。
中身を開いてみると、聞いたことのある単語が多く散見していました。
聞いたことのない単語や、聞いたことあるけど意味について知らない単語は殆どありません。
あったとしても、デザインに関する単語だったりとか。
(サーバーサイドエンジニアなので、そちらの方は基本的に知っている単語ばかりでした。)
知らない分野を知るのには有用かもしれませんが、
その必要がない場合は、知らない単語が出てくる都度、調べるとした方が、
深く理解できるように思います。
一ページ一単語で、なおかつイラスト付きなので、文字数がかなり少ない。
そのため、情報量がそこまで多くないので、
個人的にはもう少し情報を盛り込んで欲しいと感じました。
文字数が少ないので読みやすい
上記でも述べましたが、文字数がとても少ないです。
そのため、読むためのコストも比例して小さく済みます。
さらっと知識入れるのには向いてます。
逆に、がっつり読みたい人には物足りない一冊かな・・・。
じゃあ、どんな人が買えば役に立つの?
裏表紙の「こんな人におすすめ」にも書いてありますが、噛み砕くと、
- 業界の情報をアップデートしてない人
- 後輩がいるけど説明下手で、用語についてうまく説明できない人
- 初学者の人
あたりが対象でしょうか。
自分は買ったら役に立ちそうだな、と感じた方は、是非是非お手に取ってみてください。